奈良県立医科大学 口腔外科 教授

日本口腔外科学会 理事長・口腔外科専門医・口腔外科指導医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター 日本口腔科学会 認定医・指導医・理事 日本口腔内科学会 専門医・指導医・代議員 日本顎顔面インプラント学会 指導医・運営審議委員 日本歯科麻酔学会 認定医 日本小児口腔外科学会 指導医 日本有病者歯科医療学会 専門医・指導医・評議員 日本口腔腫瘍学会 暫定口腔がん指導医・常任理事 日本癌治療学会 理事 日本頭頸部癌学会 副理事長 日本口腔顎顔面外傷学会 理事 国際歯科医療安全機構 執行役員 日本学術会議 連携会員

桐田 忠昭 きりた ただあき 先生

公開日
2020/09/09

1983年より口腔外科医としてキャリアを積み、埼玉県立がんセンター、Memorial Sloan-Kettering Cancer Center(米国)へ留学し、一貫して口腔顎顔面領域の病気とがん治療、研究に取り組んできた。2017年からは日本口腔腫瘍学会理事長、​2020年からは日本口腔外科学会​理事長、日本癌治療学会理事、日本頭頸部癌学会​副理事長などの役職を務め、日本の口腔がんの基礎研究ならびに治療の中心的な役割を担っている。当科では日本口腔外科学会口腔外科専門医、​指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本口腔腫瘍学会口腔がん専門医など在籍しており、​それぞれの病気について専門医が責任を持って治療にあたっている。

基本情報

診療科・主な得意領域

  • 桐田先生の口腔がんの専門領域
    • 口腔の機能と整容(外観)を考慮した外科治療
    • 超選択的動注化学放射線療法による非外科的治療 (臓器・機能温存療法)
    • 整容(外観)と機能の回復を第一とした口腔顎顔面再建
  • 桐田先生の唾液腺腫瘍の専門領域
    • 病理組織学的な腫瘍の特性を考慮した外科治療
    • 整容(外観)と機能の回復を第一とした口腔顎顔面再建
  • 桐田先生の顎骨骨髄炎の専門領域
    • 抗生物質による閉鎖式局所潅流療法による顎骨温存治療
  • 口腔外科
  • 【疾患名】口唇裂・口蓋裂【治療法】適切な形成外科的手術と矯正治療、インプラント治療による咬合改善
  • 【疾患名】口腔前がん病変【治療法】がん化予防を考慮した非手術的療法、がん化の早期発見による限局的手術療法
  • 【得意な領域・分野・研究】口腔がんに関連する遺伝子検索、口腔顎顔面再建における効率的な整容的・機能的再建法の研究、口腔前がん病変におけるがん化機序の解明、口腔顎顔面の発生と形成に関する研究

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資格・学会・役職

日本口腔外科学会 理事長・口腔外科専門医・口腔外科指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター
日本口腔科学会 認定医・指導医・理事
日本口腔内科学会 専門医・指導医・代議員
日本顎顔面インプラント学会 指導医・運営審議委員
日本歯科麻酔学会 認定医
日本小児口腔外科学会 指導医
日本有病者歯科医療学会 専門医・指導医・評議員
日本口腔腫瘍学会 暫定口腔がん指導医・常任理事
日本癌治療学会 理事
日本頭頸部癌学会 副理事長
日本口腔顎顔面外傷学会 理事
国際歯科医療安全機構 執行役員
日本学術会議 連携会員
  • 奈良県立医科大学 口腔外科 教授

所属病院

奈良県立医科大学附属病院

  • 内科 アレルギー科 血液内科 リウマチ科 精神科 脳神経外科 呼吸器外科 消化器外科 腎臓内科 心臓血管外科 小児科 小児外科 整形外科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科口腔外科 麻酔科 乳腺外科 呼吸器内科 循環器内科 腫瘍内科 感染症内科 消化器内科 糖尿病内科 内分泌内科 代謝内科 脳神経内科 放射線治療科 頭頸部外科 総合診療科 病理診断科 糖尿病内分泌内科
  • 奈良県橿原市四条町840
  • 万葉まほろば線 畝傍 徒歩10分 近鉄橿原線 八木西口 徒歩8分 近鉄橿原線 大和八木 奈良交通バス・橿原市コミュニティバス 「医大病院玄関口」下車、または奈良交通バス 「奈良医大病院」下車 バス8分
  • 0744-22-3051
公式ウェブサイト
奈良県立医科大学附属病院

医療記事

来歴等

略歴

1983年 大阪歯科大学 卒業
1983年 奈良県立医科大学大学院 入学
1987年 奈良県立医科大学大学院 修了
1987年 奈良県立医科大学口腔外科学講座 助手
1991年 埼玉県立がんセンターへ国内留学(〜1992年)
1994年 奈良県立医科大学口腔外科学講座 講師
1998年 Memorial Sloan-Kettering Cancer Center(New York)へ留学(〜1999年)
1999年 奈良県立医科大学口腔外科学講座 助教授
2002年 奈良県立医科大学口腔外科学講座 教授

論文

  • Clostridium perfringens enterotoxin induces claudin-4 to activate YAP in oral squamous cell carcinomas. Oncotarget. 28:309-321,2020.

    Nakashima C, Yamamoto K, Kishi S, et al.

  • Tumor budding and adjacent tissue at the invasive front correlate with delayed neck metastasis in clinical early-stage tongue squamous cell carcinoma. J Surg Oncol 119:370-378,2019

    Yamakawa N, Kirita T, Umeda M, et al

  • Relationship Between EGFR Expression in Oral Cancer Cell Lines and Cetuximab Antibody-dependent Cell-mediated Cytotoxicity. Anticancer Research 39: 1275-1282, 2019.

    Nakamura H, Tamaki S, Yagyuu T, et al.

  • The oncogenic activity of miR-29b-1-5p induces the epithelial-mesenchymal transition in oral squamous cell carcinoma. J Clin Med 8 : 273-285, 2019.

    Kurihara-Shimomura M, Sasahira T, Snimomura H, Kirita T.

  • Molecular epidemiology and clinical features of extended-spectrum beta-lactamase- or carbapenemase-producing Escherichia coli bacteremia in Japan. PLoS One 13(8):e0202276,2018.

    Komatsu Y, Kasahara K, Inoue T, et al.

  • Hallmarks of cancer-related newly prognostic factors of oral squamous cell carcinoma. Int J Mol Sci 19: 2413-2434, 2018.

    Sasahira T, Kirita T.

  • Downregulation of DHRS9 is associated with poor prognosis in oral squamous cell carcinoma. Pathology 50:642-647,2018.

    Shimomura H, Sasahira T, Nakashima C, et al.

  • Treatment modalities and risk factors associated with refractory neurosensory disturbances of the inferior alveolar nerve following oral surgery : a multicenter retrospective study. Int J Oral Maxillofac Surg. 47:794-801,2018.

    Hasegawa H, Yamada SI, Ueda N, et al.

  • Progression level of extracapsular spread and tumor budding for cervical lymph node metastasis of OSCC Clin Oral Invest 22:1311–1318, 2018.

    Yamada S, Otsuru M, Yanamoto S, et al.

  • Tumor budding as a useful prognostic indicator in early oral squamous cell carcinoma. J Cancer Science & Therapy 10 : 162-167,2018.

    Kirita T , Yamakawa N, Ueda N , Yagyuu.

  • Programmed death ligand 1(PD-L1) expression and tumor microenvironment: Implications for patients with oral precancerous lesions. Oral Oncology 68:36-43,2017.

    Yagyuu T, Hatakeyama K, Imada M, et al.

  • Biomechanical analysis of immediately loaded implants according to the “ All-on-Four” concept. J Pros Res 61:123-132,2017.

    Horita S, Sugiura T, Yamamoto K, et al.

  • Prognostic and staging implications of mandibular canal invasion in lower gingival squamous cell carcinoma. Cancer Med 5:3378–3385,2016.

    Okura M, Yanamoto S , Umeda M , et al.

  • [18F]fluoro-2-deoxyglucose-positron emission tomography for the assessment of histopathological response after preoperative chemoradiotherapy in advanced oral squamous cell carcinoma. Int J Clin Oncol 20: 308-316, 2015.

    Shimomura H, Sasahira T, Yamanaka Y, et al.

  • Oral Cancer: current status of molecular biology and treatment strategy. Int J Clin Oncol 19:421-422,2014.

    Kirita T.

  • Multivariate analyses of Ki-67, cytokeratin 13 and cytokeratin 17 in diagnosis of oral precancerous lesions. J Oral Path Med 2014, 44:523-531,2014.

    Yagyuu T, Obayashi C, Ueyama Y, et al.

  • Update of molecular pathobiology in oral cancer: review. Int J Clin Oncol19:431-436,2014.

    Sasahira T, Kirita T, Kuniyasu H.

  • Transport and Golgi organisation protein 1 is a novel tumour progressive factor in oral squamous cell carcinoma. Eur J Cancer. 250:2142-51,2014.

    Sasahira T, Kirita T, Yamamoto K, et al.

  • Protumoral roles of melanoma inhibitory activity 2 in oral squamous cell carcinoma. British J Cancer 108:1460-1469,2013.

    Kurihara M, Kirita T, Sasahira T et al.

  • Preoperative concurrent chemoradiotherapy for stages Ⅱ-Ⅳ oral squamous cell carcinoma: A retrospective analysis and the future possibility of this treatment strategy. Int J Oral Maxillofac Surg 41:421-428,2012.

    Kirita T, Yamanaka Y, Imai Y , et al.

著書

  • New Perspectives in Cancer Research and Therapy、Research Singnpost、2005年

  • ケアマネジメント用語辞典、ミネルヴァ書房、2005年

  • 医療の最先端、創元社、2008年

  • こんな事故がおこったら ポケットブックトラブル vs リカバリー 、デンタルダイヤモンド社、2010年

  • 口腔癌取扱い規約 第1版、金原出版、2010年

  • 口腔顎顔面外科学専門用語集 第1版、医歯薬出版、2011年

  • 口腔外科ハンドマニュアル’11、クインテッセンス出版、2011年

  • 科学的根拠に基づく口腔癌診療ガイドライン2013年版、金原出版、2013年

  • 要説スポーツ歯科医学 第1版、医学情報社、2014年

  • Oral Science in Japan 2014、 Japanese Stomatological Society、2014年.

  • Dd隣接医学シリーズ がんと歯科治療、デンタルダイヤモンド社、2015年

  • Oral Cancer - Diagnosis and Therapy –、Springer、2015年

  • 口の中がわかる 歯科口腔科学読本、クインテッセンス出版、2017年

  • 口腔外科ハンドマニュアル’17、クインテッセンス出版、2017年

  • 頭頸部癌診療ガイドライン2018年版、金原出版、2017年

  • Oral Science in Japan 2017、Japanese Stomatological Society、 2017年

  • 医学生のための基本臨床手技、診断と治療社、2018年

  • 口腔外科ハンドマニュアル’18、クインテッセンス出版、 2018年

  • 今日の耳鼻咽喉科・頭頸部外科治療指針 第4版、 医学書院、2018年

  • 口腔外科ハンドマニュアル’19、クインテッセンス出版、 2019年

  • ガイドライン外来診療2019、日経メディカル開発、2019年

  • 口腔癌診療ガイドライン 2019年版、金原出版、2019年

  • 口腔癌取扱い規約 第2版、金原出版、2019年

  • Oral Science in Japan 2019、Japanese Stomatological Society、 2019年

  • クイズで学ぶ口腔疾患123、デンタルダイヤモンド社、2019年

  • ガイドライン外来診療2020、日経メディカル開発、 2020年

  • 要説スポーツ歯科医学 第2版、医学情報社、2020年

その他

  • 【受賞】第31回 日本口腔腫瘍学会総会・学術大会 優秀ポスター賞

  • 【受賞】第32回 日本口腔腫瘍学会総会・学術大会 優秀ポスター賞

  • 【受賞】第33回 日本口腔腫瘍学会総会・学術大会 優秀ポスター賞

  • 【受賞】第34回 日本口腔腫瘍学会総会・学術大会 優秀ポスター賞

  • 【受賞】第36回 日本口腔腫瘍学会総会・学術大会 優秀ポスター賞

  • 【受賞】第70回 日本口腔科学総会学術集会 優秀ポスター賞

  • 【受賞】第71回 日本口腔科学総会学術集会 優秀ポスター賞

  • 【受賞】第61回 日本口腔外科学会総会・学術大会 優秀ポスター賞

  • 【受賞】第47回 日本癌治療学会学術集会 優秀演題賞

  • 【受賞】第55回 日本癌治療学会学術集会 最優秀演題賞

  • 【受賞】平成29年度 日本頭頸部癌学会 優秀論文賞

  • 【受賞】第33回 日本整形外科学会基礎学術集会 優秀ポスター賞

  • 【受賞】12th National Conference on Oral Maxillofacial Surgery in Conjunction with 1st China-Japan joint Conference on Oral and Maxillofacial Surgery, Outstanding oral presentation award

  • 【テレビ出演】「堀ちえみさん 舌がん公表で見えたもの」NHKおはよう日本、ニュースほっと関西

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