新型コロナウイルス感染症特設サイトはこちら
だえきせんしゅよう

唾液腺腫瘍

最終更新日
2017年04月25日
Icon close
2017/04/25
掲載しました。

概要

唾液腺腫瘍とは、唾液腺に生じる腫瘍です。唾液腺は、耳下腺や顎下腺といった、唾液を分泌する器官のことをいいます。唾液腺腫瘍には、良性・悪性含めてさまざまな性質の腫瘍が含まれています。

症状としては、唾液腺の腫れに関連して、口腔底・顎の下・耳の前方の腫れやしこりが生じます。治療は、手術による摘出術が主体になります。

原因

唾液腺腫瘍が生じる原因は、完全にはわかっていません。しかし、腫瘍の種類によっては一部、誘因となりえるものが指摘されています。

たとえば、唾液腺腫瘍のひとつに良性腫瘍であるワルチン腫瘍と呼ばれるものが知られていますが、本疾患は喫煙によって引き起こされる危険性が高まることが知られています。また、放射線被爆も唾液腺腫瘍の誘因になりえます。その他、アスベスト・ニッケル・クロム・セメントなども唾液腺腫瘍の発生との関連性が指摘されています。

症状

唾液腺の腫れに関連して口腔底・顎の下・耳の前方の腫れやしこりを生じます。腫瘍が存在することで局所の痛みが引き起こされたり、周辺の皮膚が赤くなったりすることもあります。

唾液腺腫瘍のなかには、腫瘍による神経浸潤を来すものもあります。その結果、しびれや感覚障害、運動障害などを生じることもあります。顔面神経が耳下腺や顎下腺の中を通るため、腫瘍の浸潤により目が上手く閉じなくなったり、口がゆがんで食べたものがこぼれたりする顔面神経麻痺が生じることもあります。

検査・診断

唾液腺の触診や、画像検査を行います。画像検査としては、超音波検査やCT検査、MRI検査などを行います。

また、腫瘍の悪性度を調べるために、針により病変部位から細胞を採取する細胞診や、組織の一部を採取して調べる生検検査を行います。

治療

唾液腺腫瘍の治療として、手術による摘出が必要になりますが、腫瘍が大きくなり顔面神経に浸潤した場合は、手術により顔面神経麻痺が生じる可能性も高くなります。そのため、口腔底・顎の下・耳の前方に腫れがあることに気付いた際には早期に医療機関を受診することが大切です。

「唾液腺腫瘍」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

関連の医療相談が10件あります

※医療相談は、月額432円(消費税込)で提供しております。有料会員登録で月に何度でも相談可能です。

唾液腺腫瘍を得意な領域としている医師