きょうはくせいしょうがい

強迫性障害

別名
強迫症,強迫神経症
最終更新日:
2020年09月23日
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2020/09/23
更新しました
2017/04/25
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症状

強迫性障害は、不安感や恐怖心をあおる非現実的な事柄や状況が繰り返し頭に浮かぶ“強迫観念”と、その強迫観念に対処しようとする“強迫行為”が生じる病気です。

この病気によって発生する“強迫観念”と“強迫行為”の現れ方は人によって大きく異なります。強迫観念としては、“不潔”や“感染”に対する過度な懸念、“自分の不注意で誰かを傷つけていないか”、あるいは“ミスをしていないか”に対する過度な心配、“完璧さ”への過度な追求などが挙げられます。

一方、強迫行為としては、それぞれに対して過剰な手洗いや入浴・消毒などの洗浄行為、確認行為、儀式的な繰り返し行為や整理整頓などが見られます。また数を数える、おまじないを繰り返すなど心の中の行為も含まれます。

日常生活を送るうえで、さまざまなことに不安を感じ、それを解消しようと試みるのは誰にでもあることです。しかし、強迫性障害ではそれらの心配や行為が過剰になり過ぎることにより、日常生活を送ることが困難な状態に陥ります。大半のケースでは、自身の強迫観念と強迫行為が非現実的であることをある程度は理解していますが、その行動を無理にやめようと試みるとかえって不安が高まり、精神的に不安定な状態に陥りやすくなるのが特徴です。

また、強迫性障害の多くは不安症、うつ病摂食障害、強迫性パーソナリティー障害など、ほかの精神疾患を合併することが分かっています。そのため、抑うつ気分や不眠、対人関係の未熟さなど、さまざまな症状を伴うのが一般的です。

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