検査・診断
急性鼻副鼻腔炎の診断は、問診によって症状の経過を確認するとともに、鼻の中の状態を詳しく調べることによって行われます。
問診と視診
まず症状がいつから始まったか、どのような症状が出ているかなどを詳しく確認します。続いて、前鼻鏡という器具を使って、鼻の中の粘膜の色・腫れや鼻水・鼻づまりの状態などを直接目で確認します。
内視鏡検査
前鼻鏡では鼻の奥やのどの様子が十分観察できない場合、細いカメラ(内視鏡)で観察し、ポリープ(鼻茸)や鼻水・後鼻漏などの状態を確認します。
画像検査
治りにくい場合や合併症が疑われる場合などに、画像検査が行われることがあります。以前はX線検査(レントゲン)がよく行われていましたが、部位によっては見落としが起こりやすいことなどから、近年ではより詳しい情報が得られるCT検査が主に行われています。ただし、子どもへのCT検査は放射線の影響を考慮し、慎重に判断されたうえで行われます。
細菌検査
抗菌薬による治療が必要な場合、鼻水を採取して原因菌を特定し、どのような薬が有効か(薬剤感受性)を調べることがあります。
重症度の判定
適切な治療法を選ぶために、症状と鼻の中の様子を総合して、軽症、中等症、重症のいずれかを判定します。大人の場合は鼻水、後鼻漏、顔やおでこの痛み・圧迫感、子どもの場合は顔やおでこの痛み・圧迫感の代わりに、不機嫌や湿った咳の程度を点数化し、その合計点で重症度を分類します。
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