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Ear nose
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎とは、花粉やダニなどが原因となり鼻粘膜に生じるアレルギー疾患です。アレルギーは身体の免疫機能が過剰に反応してしまう現象で、蜂に刺されることで生じるアナフィラキシー、金属接触で発症...
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耳・鼻

アレルギー性鼻炎あれるぎーせいびえん

更新日時: 2017年04月25日【更新履歴
更新履歴
2017年04月25日
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概要

アレルギー性鼻炎とは、花粉やダニなどが原因となり鼻粘膜に生じるアレルギー疾患です。アレルギーは身体の免疫機能が過剰に反応してしまう現象で、蜂に刺されることで生じるアナフィラキシー、金属接触で発症する金属アレルギーなど多岐にわたります。

I型からIV型まで4つに分類され、アレルギー性鼻炎はⅠ型アレルギーの代表的疾患です。I型アレルギーはIgE抗体という抗体によってアレルギー反応が起こります。体内に花粉やダニなどの原因物質(抗原)が入るとIgE抗体がつくられます。このIgE抗体が白血球の一種である肥満細胞や好塩基球(こうえんききゅう)の細胞膜に付着することでアレルギー性鼻炎が発症します。

原因

原因物質はたくさんありますが、抗原に暴露されることでアレルギー性鼻炎が出現する点は共通しています。アレルギー性鼻炎は一年中症状がある通年性アレルギー性鼻炎と一定の季節に限局して生じる季節性アレルギー性鼻炎に分類されます。

通年性アレルギー性鼻炎の原因

ハウスダスト・ダニ・動物の毛・フケ・蛾などの虫等があります。

季節性アレルギー性鼻炎の原因

花粉が多く、国内だけで約60種類もあります。圧倒的に多いのはスギとヒノキです。

症状

3大症状は「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」です。そのほかに頭痛、頭重感、食欲不振、耳・のど・目のかゆみなどの随伴症状が起こることもあります。また倦怠感や意欲の低下にもつながります。こうした症状は非常に不快で、日常生活の質を著しく低下させます。生命に関わる病気ではありませんが、学業や仕事に悪影響をきたすこともあります。

検査・診断

血液検査でアレルギーに関連性の深い好酸球やIgEなどを測定します。原因物質の特定を目的として、特異的IgE抗体も測定します。鼻汁の好酸球を顕微鏡で確認する場合もあります。また、原因として疑われる物質でアレルギー反応が誘発されるか確認する検査もあります。具体的には、鼻の反応をみる鼻粘膜誘発テストや皮膚の反応をみるプリックテスト、皮内テストなどです。

治療

治療には、原因物質の回避が重要です。病院で行う治療には、薬物投与・手術・免疫療法があります。症状や希望にあわせて適宜治療方法が決定されます。

アレルギーの原因となる物質の回避

鼻内に抗原が入らなければ、アレルギー反応は生じないため、原因となる物質を回避する対策をとります。

通年性アレルギー性鼻炎の場合

ダニの繁殖しやすいカーペットや畳のこまめな掃除、寝具の外干し頻度を増やすなどの対策を行います。

季節性アレルギー性鼻炎の場合

飛散情報に注意し、飛散が多い日は外出を控えるとともに,外出時は眼鏡やマスクを着用します。

薬物療法

一般的に使われる内服薬は抗ヒスタミン薬と抗ロイコトリエン薬です。くしゃみ、鼻水が主症状の場合は抗ヒスタミン薬を使用します。一方、鼻閉が主症状の場合は抗ロイコトリエン薬が推奨されます。中等症以上では局所治療効果を目的に鼻噴霧用ステロイドホルモン剤も使用します。

手術

薬物療法で十分な結果が得られない場合、手術も選択肢となります。症状に応じて、レーザー治療・後鼻神経切断術・粘膜下下鼻甲介骨切除術などのなかから術式を選びます。

免疫療法

アレルゲン免疫療法と呼ばれます。アレルギーの原因であるアレルゲン(抗原)を少量から体内に投与し、身体をアレルゲンに慣らすことで症状を和らげる治療方法です。以前は注射による方法のみでしたが、舌下投与による治療法も行えるようになりました。治療効果は高いですが、長期間の継続治療も必要です。たとえばスギ花粉症では症状のない夏・秋・冬にも通院が必要となります。

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