原因
急性鼻副鼻腔炎の発症機序は十分に解明されていませんが、主な原因は、ウィルス感染と、それに続く細菌の二次感染です。
ウィルス感染
通常は、副鼻腔の粘膜表面にある線毛が動くことで、細菌や汚れなどの異物を粘液とともに体外へ運び出しています。しかし、風邪やインフルエンザなどのウィルス感染によって鼻の粘膜に炎症が生じると、鼻と副鼻腔をつなぐ小さな穴(自然孔)が詰まりやすくなり、粘液の排出がうまくできなくなって症状が現れます。
細菌感染
ウィルス感染が始まってから数日経って改善しない、もしくは症状が悪化する場合、細菌性の急性鼻副鼻腔炎へと進行していることがあります。ウィルス感染による粘膜障害により細菌が二次感染を起こします。原因となる主な細菌には、肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリスなどがあります。これらの細菌によって、副鼻腔内に膿が溜まることで色のついた鼻水が出たり、発熱や顔の痛みが現れたりします。
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