検査・診断
確定診断は、頭部CTを用いて行われます。
典型的な画像所見では、硬膜下に三日月状の血腫がみられます。また、大脳表面における血腫の形成以外にも、大脳縦裂(大脳鎌と後頭・頭頂葉内側面との間)や後頭蓋窩に血腫が形成されることもあります。
血腫が形成されると、血腫により脳組織が圧迫を受けます。脳組織が圧迫を受けている状態を反映して、脳全体が本来ある位置からずれているように見えることもあります(mass effectと呼びます)。
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急性硬膜下血腫
祖父が転んで病院に運ばれました。頭を打って、急性硬膜下血腫と診断されて、いま入院しているようです。 これはどのくらい入院するものでしょうか? また、後遺症などはあるのでしょうか? 年齢が年齢だけに、万が一の事態は常に備えていますが、、、
今後の治療について
48歳女性。高い所から転落、全身、特に左脳を強く打ち付け、その他骨盤粉砕骨折、左右足首骨折、左右腕骨折、肋骨骨折、右肺3分の1切除、という酷い状態でした。救急病院に搬送され、2ヶ月治療、救急病院での治療が終わったとの事で、療養病院に今月転院。脳がかなりダメージを受けており、当初は急性硬膜下血腫と診断、その後水頭症になり、水を胃に抜くための管が未だにつながっています。現在の症状としては、失語症のような症状(言葉を話せない、こちらの言葉の理解力低下)、両足は自力では全く動かせない、左腕は少し動くが右は全く動かない、全身の痛み(身体をさすったりした時や、さすっていなくても痛みが周期的に襲う)の訴えです。 呼吸器は付けておらず、自発呼吸です。 食事は鼻からチューブで栄養剤を投与されています。身体が固まらないよう、軽いリハビリが週に二回程あるだけで、治療らしい治療はされていません。このまま寝たきりの状態しかないのでしょうか。せめて会話だけでもできるようにならないか…と思うのですが、難しいでしょうか。
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