原因
急性膵炎の主な原因として、飲酒や胆石症の発生が挙げられます。アルコールを飲みすぎると膵液の分泌が促され、それがうまく十二指腸に流れなくなることにより、急性膵炎を引き起こすことがあります。また胆石症とは、食べ物の消化を助ける“胆汁”の通り道である“胆道”に結石が生じることをいいます。結石は胆汁の成分が凝縮されることによって生じるといわれており、食生活の欧米化や高齢化などによって患者数が増加していることが分かってきています。胆道と膵管は同じ出口のため、胆道で作られた胆石が膵管に詰まると、膵液がうまく流れなくなることにより、急性膵炎を引き起こします。
そのほか急性膵炎は手術やけが、内視鏡による膵管の検査(ERCP:内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査)、治療薬などをきっかけに発症することもありますし、先天的な膵臓の異常(膵管癒合不全)や脂質異常症などの病気が原因で発症することもあります。また原因の分からない特発性の急性膵炎もあります。
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