せいきへるぺす

性器ヘルペス(男性)

最終更新日
2018年02月07日
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2018/02/07
掲載しました。

概要

性器ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス1型もしくは2型の感染によって発生する病気です。性器ヘルペスはSTI(Sexually Transmitted Infections、いわゆる性感染症)のひと1つで、性別に関係なく感染発症します。

原因

性交渉

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス1型もしくは2型の感染によって発生します。性交渉を通してウイルス感染をするため、性感染症の1つとして数えられます。アナルセックスを介して感染・発症することもあります。

神経節に潜んだウイルスの再活性化

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスの初感染時だけでなく、神経節に潜んだウイルスの再活性化によって再発することもあります。再発は、ストレスや寝不足、疲れなどがきっかけとなります。

症状

潜伏期間

初感染の性器ヘルペスの場合、単純ヘルペスウイルスに感染してから2~10日ほどの潜伏期間を経て症状が出現します。

おもな症状

男性の場合は、性器やお尻などの周辺部位にびらんや、痛みやかゆみを伴う小さな水疱が生じます。性器ヘルペスの水疱はすぐに破け、びらんになります。また、激しい痛みを引き起こし歩行障害につながることがあります。また水疱の破裂以外にも、発熱や足の付け根のリンパ腺に腫れといった症状が出ることもあります。

再発したときの症状

性器ヘルペスは、ウイルスによる初感染だけではなく、神経節に潜むウイルスの再活性化でも症状が起こります。男性の場合、陰茎などに痛みを伴う水疱が生じ、時間経過とともに破れて、びらん潰瘍形成をきたします。男性がアナルセックスを行った場合、肛門周辺に病変が現れることもあります。一般的に、初発時における性器ヘルペスの症状は強いですが、再発時には軽い症状となります。

検査・診断

水疱や潰瘍を性器周囲にみるとき、性器ヘルペスを疑います。性器ヘルペスの診断では、単純ヘルペスウイルスの存在を証明することが重要であるため、病変部から検体を採取して検査を行います。単純ヘルペスウイルスは、血液を用いて抗体を測定し診断することがあります。実際には、初感染であるか、症状出現からの時間なども診断に大きく影響します。

治療

抗ウイルス薬の内服

男性の性器ヘルペスは病変部以外にもウイルス排泄があり、肉眼で捉えられないような非常に小さい病変も存在します。そのため性器ヘルペスでは、アシクロビルやバラシクロビルといった抗ウイルス薬による治療を実施します。

抗ウイルス薬を使用する目的は、以下の3つです。

  • 発症後に抗ウイルス薬を投与する
  • 前駆症状が出現した場合にすぐに抗ウイルス薬を投与する
  • 再発抑制療法(抗ウイルス薬を1日1回飲み続ける)

コンドームを利用した再発予防

コンドームを利用して感染予防を図ることは大切ですが、100%発症を防ぐことはできません。性器ヘルペスは再発を繰り返すことも多く、その場合には、カウンセリングに加えて抗ウイルス薬を長期的に内服することもあります。

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