検査・診断
慢性膵炎の診断では、超音波検査やCT、超音波内視鏡、MRCP(磁気共鳴胆管膵管造影)などの画像検査が行われます。超音波とCT検査では、膵臓の石灰化や膵石を確認することができます。また、膵臓の線維化の程度を調べるために、超音波内視鏡の中でエラストグラフィーと呼ばれる検査が併用されることもあります。
慢性膵炎では糖尿病や消化酵素の分泌低下を伴っていることから、これらを確認するための血液検査や尿検査を行うことがあります。さらに、膵臓がんの発症が疑われる際には、超音波内視鏡を用いた針生検を行います。
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