予防
白癬菌は、皮膚に付着してから最低でも24時間(ただし、足に傷口などがある場合は12時間)付着したままになっていなければ感染しないとされています。そのため、白癬菌に触れたとしても皮膚を十分に洗っていれば、感染を防ぐことができます。同居人に白癬菌に感染している方がいる場合はもちろん、白癬菌に感染した動物などと接触した場合などには、皮膚を清潔にして感染を防ぐようにしましょう。
また、皮膚に傷がつくと白癬菌に感染しやすくなります。軽石でこするなどのちょっとした傷でも感染リスクが高くなるため、白癬菌への接触リスクが高い場合には注意するようにしましょう。また、自分がすでに白癬菌に感染している場合は患部の清潔と乾燥を心がけるとともに、タオルなどの共有を避けて周りの人に感染を広げないようにしましょう。
白癬菌は部屋の埃などに含まれることもあるため、室内をこまめに掃除することも大切です。
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