症状
手白癬は症状に応じて3種類に分けられ、そのほとんどは角化型です。それぞれ以下のような特徴があります。
指(趾)間型
赤みがかった湿疹(紅斑)や患部のジュクジュク、カサカサなどが指の間にみられます。患部は指の間から指の腹や手のひらに広がり、小水疱型に移行します。指間型は指間カンジダ症との鑑別が困難です。
小水疱型(汗疱型)
指(趾)間型から患部が広がった状態で、かゆみを伴う水ぶくれのような発疹が生じます。あせものような皮膚のカサカサができることもあります。
角化型
強い炎症はなく、手のひら全体の皮膚が硬くなる症状(過角化)を主な症状とするタイプです。特にしわの部分に角化と鱗屑(皮膚の表層にある角質層がはがれた状態)が目立ちます。通常、かゆみはほとんどみられません。
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