しんせいじずいまくえん

新生児髄膜炎

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検査・診断

新生児髄膜炎の診断は、髄液検査をもとにしてなされます。髄液は本来細菌やウイルスが存在しない清潔な領域ですが、感染性の新生児髄膜炎が発症した場合には、髄液にてこうした病原体を認めることになります。

新生児髄膜炎で多い細菌性髄膜炎の場合、髄液中に細菌の混入を認めること以外に、タンパク質の上昇や糖分の低下などの所見も同時に認めます。髄液を用いて顕微鏡的に「グラム染色」と呼ばれる顕微鏡検査が行われることもあり、所見から原因となっている病原体を推察します。また、髄液を培養することで、混入している細菌を同定することも重要です。病原体を同定するのみではなく、効果のある抗生物質を選択する上でも非常に有益な検査です。

新生児髄膜炎では、血液を介して病原体が髄液中に混入します。したがって血液を用いて培養検査を行うことも重要です。

新生児髄膜炎では、髄膜炎から炎症が脳室炎までに波及することがあります。また、経過中に硬膜下水腫(こうまくかすいしゅ)などの合併症を生じることもあります。こうしたことを評価するために、超音波検査やCT、MRIといった画像的な評価を行うこともあります。

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