治療
抗菌薬による治療が必要となります。淋菌感染に対しては、内服治療や静脈点滴治療が行われます。症状がほとんどなく、子宮頸管炎・腟炎に留まっていれば単回投与(1回のみの内服もしくは静注)で治療可能な場合もありますが、骨盤内まで進展していたり、そのために下腹痛などの症状が強かったりする場合には数日間の治療が必要となることがあります。
近年では淋菌の薬剤耐性化が世界的な問題となっており、徐々に耐性を持つ薬剤の種類が増加してきているため、治療後は有効であったかの効果判定を行い、治療が不十分な場合には薬剤感受性検査を実施してより有効な抗菌薬を使用することになります。
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