治療
無芽胞嫌気性菌感染症では、抗生物質による治療が中心となります。抗生物質の選択に際しても嫌気性菌に対して効果のあるメトロニダゾール、アンピシリン/スルバクタム、セフメタゾール、クリンダマイシンなどを選択することになります。重症の場合は、ピペラシリン/タゾバクタム、カルバペネムなども選択肢になります。無芽胞嫌気性菌のなかでもどの菌が原因となっているか、感染症を引き起こしている臓器はどこか、患者さんの状態はどうか、などの情報をもとにして、適切な治療薬を選択することになります。また嫌気性感染症では、複数の菌が原因となることも多く、想定される菌をカバーする治療を行うことがあります。
無芽胞嫌気性菌感染症では、膿を形成することもまれではありません。膿が形成されている場合には抗生物質だけでの治癒を望むことは難しいため、ドレナージを行って、物理的に菌量を減らして、感染巣をコントロールすることも重要な治療となります。
無芽胞嫌気性菌は、基本的には体内にもともと持っている菌です。感染症を引き起こしたきっかけが潜在的に存在していることもまれではないため、そのきっかけに対しての治療を行うことも大切です。たとえば、嚥下機能の低下が誤嚥性肺炎の発症につながっている場合には、嚥下リハビリテーションを行うことや食事形態を工夫することも大切です。
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