予防
熱中症予防のために、屋外では日傘や帽子を使用したり、日陰に入ってこまめに休憩を取ったりするようにしましょう。2021年からは、熱中症の危険が極めて高いと予測された地域に環境省と気象庁が注意を呼びかける“熱中症警戒アラート”が運用されているため、そういった情報を踏まえて気温の高い日にはできるだけ日中の外出を控えることも大切です。また、屋内で過ごしている場合にも熱中症に注意が必要です。室温をこまめに確認しながら、扇風機やエアコンで温度を調節するなどして、屋内でも熱中症予防を心がけましょう。
また、屋外、屋内にかかわらず、こまめに水分や塩分を補給することも重要です。高齢者は脱水になりやすく、自分で気付きにくいことも多いため、経口補水液を定時に飲むことも熱中症予防につながります。
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