原因
熱中症は、体温が上昇して体温調節機能のバランスが崩れ、体内に熱がこもることで発症します。体温が上昇した場合、人の体は適度な体温を維持するために、汗をかいたり皮膚温度を上昇させたりして熱を体外へ放出します。この機能が損なわれることで熱中症が生じます。
熱中症になる要因には、以下のようなものが挙げられます。
- 気象条件(気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い)
- 65歳以上または15歳未満
- 持病がある(心疾患、肺疾患、精神疾患、高血圧、糖尿病、認知症など)
- 肥満
- もっとも暑い日中の行動(激しい運動や慣れない運動、長時間の野外作業、水分摂取の機会が少ない)
- 健康状態がよくない
- エアコンなどの空調設備を使用していない
など
医師の方へ
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