症状
甲状腺ホルモンは、全身の新陳代謝を活性化するはたらきがあります。そのため、甲状腺機能低下症では全身の器官や精神的な活動性が低下し、身体的・精神的なさまざまな症状を引き起こします。身体的症状としてよくみられるのは、むくみ、寒がり、体重増加、脱毛、便秘、皮膚の乾燥、生理不順などが挙げられます。一方、精神的症状としては、抑うつ気分、もの忘れ、倦怠感、無気力感などがみられることが特徴です。また、甲状腺機能低下症は軽度な場合、ほとんど自覚症状はありません。しかし、重症化すると意識障害を引き起こす“粘液水腫性昏睡”と呼ばれる状態に進行したり、心不全など重篤な合併症を引き起こしたりすることもあるため注意が必要です。
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