症状
甲状腺に腫瘍ができると、首の腫れを指摘されることがあります。がんの場合には腫瘍そのものが大きくなり周囲の組織に浸潤(広がること)することがあります。
これによって、声がかすれる、ものが飲み込みにくくなる、息がしにくい、などの症状が現れることもあります。
また、甲状腺に腫瘍が生じた場合には、甲状腺ホルモンに関連した症状が現れることがあります。
甲状腺ホルモンが過剰になった場合
発汗や疲れやすさ、動悸、下痢、体重減少、手足の震えや食欲亢進、眼球突出などの症状がみられることがあります。
甲状腺ホルモンの作用が低下した場合
脱毛や皮膚の乾燥、体重増加やむくみ、しびれ、眠気や便秘、記憶力の低下、うつ症状、などが出現することがあります。
医師の方へ
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