田園都市レディースクリニック 理事長、田園都市レディースクリニック あざみ野本院 院長
河村 寿宏 先生
横浜市立大学附属市民総合医療センター 生殖医療センター 泌尿器科部長・准教授、田園都市レディ...
湯村 寧 先生
不妊を疑う場合は原因を探るために、女性だけではなく男性も不妊検査を行うことが必要です。今回は男性不妊検査の種類や費用について、田園都市レディースクリニック理事長の河村寿宏先生と、田園都市レディースクリニックで男性不妊外来を担当する湯村寧先生にお話しいただきました。
不妊の原因が女性だけではなく、男性にもあるという認識は広がっています。男性不妊かどうかを調べる検査には、以下のようなものがあります。
精液検査は、男性不妊の検査の中でもっとも重要であり、初めに行う検査です。一般的な精液検査ですと、まず2~7日の禁欲後、マスターベーションにより精液を採取していただきます。
そして顕微鏡で、
といった精液所見を確認します。
精液検査以外の検査としては、血液を採取し、LH、FSH、PRL、男性ホルモンなどの精子を造るのに関与しているホルモン値を調べます。また、精巣を触診、エコーを当てるなどして、陰嚢内に腫瘍や精索静脈瘤がないかを検査します。
男性不妊の検査において、身体的な痛みを伴うものはありません。しかし、まれに、精巣の診察をする際に緊張から、気分の悪さを訴える方がいらっしゃいます。
精液検査の場合、基本的な項目(精子数や運動率など)だけを調べるのであれば、保険適用となります。しかし、施設によっては保険適用外となることもあり、その場合は費用が異なるので、事前に確認することをおすすめします。
なお、受診を決めている方は以下の予約専用ダイヤルにてお問い合わせいただけます。
受付時間:月〜金:9:00〜18:00 、土:9:00〜17:00 、日:休診
田園都市レディースクリニックHP
田園都市レディースクリニック 理事長、田園都市レディースクリニック あざみ野本院 院長
横浜市立大学附属市民総合医療センター 生殖医療センター 泌尿器科部長・准教授、田園都市レディースクリニック 臨時職員
河村 寿宏 先生の所属医療機関
横浜市立大学附属市民総合医療センター 生殖医療センター 泌尿器科部長・准教授、田園都市レディースクリニック 臨時職員
日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医・泌尿器科指導医日本生殖医学会 生殖医療専門医日本癌治療学会 会員日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医(泌尿器科)の一人であり、男性不妊治療の専門家。横浜市の不妊相談などを担当し、男性不妊の啓発活動に努めている。また、横浜市立大学附属市民総合医療センターの生殖医療センター部長を務める。同センターは泌尿器科、婦人科に日本生殖医学会認定 生殖医療専門医(泌尿器科)が在籍しており、パートナーと一緒に治療を受けられる神奈川県内の施設である。
湯村 寧 先生の所属医療機関
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