検査・診断
便を用いて病原性を有する大腸菌を特定することで診断します。
病原性大腸菌はタイプによって特徴的な遺伝子を持っていますが、こうした特徴的遺伝子を調べることを目的としてPCR法と呼ばれる方法が選択されます。また原因となった食品を特定するために、食品を用いて同様の過程を踏むこともあります。
さらに溶血性尿毒症症候群の合併を調べるために、貧血・血小板減少・腎機能障害・中枢機能障害を評価する血液検査やMRI(磁気を使い、体の断面を写す検査)などがおこなわれることもあります。またベロ毒素を調べるための検査も検討されます。
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