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癜風

最終更新日:
2024年10月08日
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2024/10/08
更新しました
2017/04/25
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症状

癜風の主な症状は、胸や背中、肩などの皮膚に、境界がはっきりとした円形や楕円形の斑が複数生じることです。斑の色調は人によって異なり、淡褐色、白色、紅褐色などがみられます。たいてい、通常の肌の色味が濃い場合には色が抜けたような白色の斑(白色癜風)が現れ、肌の色味が薄い場合には褐色の斑(黒色癜風)がみられます。病気が進行すると、小さな斑同士が融合して、より大きくなることもあります。また、癜風の斑は日光を浴びても日焼けしないという特徴があるため、周辺の皮膚が日焼けすると目立ちやすくなる場合があります。

癜風で生じる斑には痛みなどの自覚症状はありません。そのため背中など自身では確認しづらい位置に発生すると、発見が遅れる場合があります。そのほか、病変部分をこすると鱗屑(りんせつ)という細かなフケのようなものがみられます(カンナ屑現象)。

合併症

癜風は、同じように癜風菌によって生じる“マラセチア毛包炎”を合併することがあります。マラセチア毛包炎の症状として、大きさのそろった小さな赤い発疹丘疹(きゅうしん))が挙げられます。丘疹は胸や背中、肩などに左右対称に広がり、表面が光沢し、かゆみを伴うこともあります。

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