ひふしんきんしょう

皮膚真菌症

最終更新日:
2024年10月23日
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2024/10/23
更新しました
2018/07/18
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症状

原因となる真菌や感染部位によってさまざまな症状が現れます。代表的な皮膚真菌症である足白癬と皮膚・粘膜カンジダ症の症状は以下のとおりです。

足白癬の症状

足白癬では、足の裏や足指の間に“鱗屑(りんせつ)”と呼ばれるカサカサとした落屑が生じたり、小さい水疱(すいほう)や紅斑(あかみ)、びらん(ただれ)ができたりします。また乾いて固くなることもあります。かゆみはないことも多く、足がかゆいから足白癬、というわけではありません。

足白癬は、出現する症状によって“趾間型・小水疱型”、“趾間型”、“小水疱型”、“角質増殖型”の4種類に分けられます。

  • 趾間型・小水疱型……悪化するタイミングで強い痒みを伴うことがあります。
  • 趾間型……足の指の間の皮が剥けて赤くなり、ときに白くふやけます。
  • 小水疱型……足の縁や足の裏に赤い丘疹(ぽつぽつ)や小さい水疱ができた後、角質が薄くむけてきます。
  • 角質増殖型……手のひらや足の裏の広い範囲で角質が厚くなるものでかゆみはありません。特に踵では冬に固く乾いたところがひび割れてあかぎれになり、痛みが生じます。

皮膚・粘膜カンジダ症の症状

カンジダ属真菌が脇の下、下腹部やへそなど皮膚の擦れ合う部分、手指の股、陰部など湿りやすい部分で増殖した場合には、赤い丘疹や紅斑が生じたり、皮膚が損傷し、ただれてびらんになったりすることがあります。さらに、紅斑の辺縁には小さな膿疱をもった水疱)が点々と発生し、かゆみや違和感、さらには痛みを伴います。

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