症状
真菌性髄膜炎では、通常の髄膜炎のような症状を呈し、発熱、頭痛、吐き気、嘔吐などがあります。意識レベルの変化をみることもありますし、性格が変わったようにみえることもあります。早産児が真菌性髄膜炎を発症することもありますが、その場合には活気不良や呼吸障害、皮膚色不良、バイタルサインの変動、栄養がうまく吸収されないなどの症状をみることになります。しかし、免疫不全があると症状が典型的でなく、わかりにくいこともまれではありません。
真菌性髄膜炎は、中枢神経以外の部位から真菌が髄膜へと運ばれることにより発症することが多いです。クリプトコックスは、肺に感染症状を引き起こすことから、咳や痰などの呼吸器症状をみることもあります。
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