検査・診断
眼窩底骨折の診察では、最近の外傷歴について確認するほか、眼球の運動障害、運動に関連した痛みなどを詳細に評価します。
眼窩底骨折では、眼球周囲に位置する筋肉が骨折部位にはまり込んで眼球運動障害を起こしていることもあるため、麻酔の点眼薬を使用した状態で他覚的に眼球を動かし、眼球の可動性を確認することもあります。眼窩底骨折ではCTやMRIといった画像検査が重要になります。この検査では、眼窩底以外の骨折状況のほか神経や筋肉の損傷状況や出血の程度なども同時に評価可能です。
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