治療
基本的には検査で特定された原因、あるいは疑われる原因に応じて、個別に治療が検討されます。保険適用外の治療も存在するため、費用については事前に医療機関に確認しましょう。
子宮内腔の形に対する治療
子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫、子宮腔癒着症などに対して、一般的には子宮鏡下手術が行われます。子宮鏡下手術は、子宮の中に子宮鏡を入れ、先端から電気メスを出してポリープや筋腫を切除したり、癒着を剥がしたりする方法です。入院の有無や詳細な方法については個々に検討されるため、医師に確認しましょう。粘膜下筋腫の場合、子宮を残し筋腫の部分だけを切除する子宮筋腫核出術という方法が検討されることもあります。
感染・炎症に対する治療
慢性子宮内膜炎が認められた場合に、ドキシサイクリンなどの抗菌薬が処方されます(2026年現在、保険適用外)。
子宮内細菌叢に対する治療
子宮内細菌叢にラクトバチルス属の菌が少なくなっている場合は、抗菌薬や乳酸菌製剤などによる改善が試みられることがあります。しかし、有効な治療法かどうかは明らかになっていません(2026年時点)。
Th1/Th2比改善のための治療
Th1/Th2比がTh1優位の場合に、免疫抑制薬であるタクロリムスが使用されることがあります(2026年現在、保険適用外)。また、ビタミンDが不足している場合は、サプリメントによってビタミンDを補充します。
そのほかの治療
上記以外にも、さまざまな治療が検討される可能性があります。たとえば、胚周囲のヒアルロン酸は子宮内膜への着床を助けると考えられ、高濃度のヒアルロン酸を含む胚移植用の培養液(高濃度ヒアルロン酸培養液)が用いられることがあります。また、低用量の解熱鎮痛消炎薬(アスピリン)の投与によって、子宮内膜の厚さの改善なども期待されています(2026年現在、保険適用外)。
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