症状
睡眠時無呼吸症候群の症状の特徴は、睡眠中の強いいびきと無呼吸状態を繰り返すことです。このため、睡眠時無呼吸症候群を発症すると睡眠が浅くなりがちになり、日中の眠気や起床時の頭痛などを引き起こします。また、症状が長期間にわたると日中の倦怠感や集中力や注意力が散漫となり、居眠りなどによって思わぬ事故を起こしやすくなるとされています。
さらに、成人の睡眠時無呼吸症候群では、高血圧や脳卒中、心筋梗塞が起こる危険性が通常より3~4倍も上昇することが分かっています。特に1時間の睡眠中に無呼吸または低呼吸が30回以上ある“重症”タイプでは、心臓や脳の病気になる危険性が5倍にもなることが明らかになっています。
医師の方へ
睡眠時無呼吸症候群について
睡眠時無呼吸症候群の概要、診断方針、治療方針をまとめて確認することができます。
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