治療
破傷風の治療では、毒素に対する抗体(抗破傷風人免疫グロブリン)を投与します。しかし、病状が進行した状態では治療効果は限定的であり、できる限り速やかに投与することが必要です。
そのほか、発症時にはさまざまな合併症が出現するため、症状を和らげる対症療法を行うことも求められます。刺激で発作を起こさないように、暗く静かな部屋で安静にさせます。呼吸を助けるために、人工呼吸器を使うこともあります。けいれんが起きた場合、けいれん止めの薬を使います。
医師の方へ
「破傷風」を登録すると、新着の情報をお知らせします