治療
糖質代謝異常症の治療は、原因となっている病気によってさまざまです。代謝することができない糖質が病気によって異なるため、障害を起こしうる糖質を避けることもあります。たとえば、糖原病では低血糖を予防するために、コーンスターチを補充することがあります。
また、糖質代謝異常症は感染症などをきっかけに症状が悪化することもあります。そのため、風邪などに注意することが大切です。症状が悪化した場合には点滴治療を要することもあります。
そのほか、合併症に対しての治療介入が必要とされることもあります。白内障であれば眼科的な治療、高血圧であれば降圧剤の使用などを適宜行います。
糖質代謝異常症は、多岐に渡る疾患が含まれるため、一概に治療方法を決定することができません。そのため、正確な診断を受けることが重要となります。
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