検査・診断
細気管支炎が疑われるときは以下のような検査が行われます。
血液検査
炎症の程度や脱水の有無などを評価するために血液検査を行います。
画像検査
肺や細気管支の状態を詳しく評価するため、X線やCTによる画像検査が必要となります。特にびまん性汎細気管支炎や閉塞性細気管支炎では特徴的な異常がみられるため、診断に必須の検査です。
呼吸機能検査
びまん性汎細気管支炎や閉塞性細気管支炎では、呼吸機能の低下がみられるため、呼吸機能の状態を評価するために呼吸機能検査を行います。
ウイルスや細菌を同定する検査
細気管支炎の原因を調べるため、咽頭拭い液(鼻の奥を綿棒で擦って採取する液体)や痰などを用いてウイルスや細菌を同定する検査が行われます。
乳幼児に多い急性細気管支炎の多くはRSウイルスが原因であり、現在では迅速にRSウイルスの有無を調べることができる検査キットが広く使用されています。
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