じゅうかくしゅよう

縦隔腫瘍

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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原因

縦隔腫瘍のなかでも、発生頻度が高いのは、胸腺腫・神経原性腫瘍・奇形腫と呼ばれるタイプのものです。

  • 胸腺腫:胸腺腫は胸腺(きょうせん)から発生する腫瘍で、重症筋無力症と呼ばれる免疫疾患を合併することもあります。
  • 神経原性腫瘍:縦隔内には多くの神経が存在している関係から、神経関係の腫瘍も発生することがあります。縦隔の中でも背中側に発生する腫瘍として、多くみられるものです。
  • 奇形腫:胸腺腫と同様、縦隔の中でも前のほうに発生するものとして頻度の高いものです。さまざまな臓器に関連した内容物を含み、歯が含まれることもあります。

そのほか、嚢胞(のうほう)(袋状の病変で中に液体が溜まったもの)や悪性リンパ腫(血液系疾患のひとつ)、甲状腺腫など多くのものが縦隔腫瘍に含まれます。

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