検査・診断
肋骨骨折が疑われる場合、胸部の触診と胸部X線検査で診断を行うことが一般的です。触診では、患部を優しく押すことで折れていることが分かる場合もあります。
胸部X線検査は、肋骨骨折やその合併症を判断するのに有用な検査です。しかし、骨折部位が肺の影と重なってよく見えなかったり、骨折部位に骨のずれがまったくなかったりする場合もあるため、必ずしもX線検査で骨折の判断ができるとは限りません。
また、胸骨と肋骨のつなぎ目にある肋軟骨はX線検査では写すことができない部分であるため、肋軟骨に損傷があった場合もX線検査での診断は難しくなります。
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