こかんせつだっきゅう

股関節脱臼

最終更新日:
2024年06月14日
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2024/06/14
更新しました
2019/01/15
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原因

赤ちゃんにみられる股関節脱臼は、出産時や生後しばらくしてからの発育過程で生じ、発育性股関節形成不全とよばれます。股関節脱臼を生じるリスクとして、以下が指摘されています。

  • 胎児期の姿勢が骨盤位(いわゆる逆子)であること
  • 女児であること(男児より関節が柔らかく脱臼しやすいため)
  • 遺伝的な要因を持っていること(家族に股関節疾患を持つ人がいる)など

また赤ちゃんは、股関節と両ひざをM字型に開脚した姿勢でよく足を動かしているのが自然な状態です。そのため、横抱きのスリングやおくるみを使用するなどして長時間両足が伸ばされた姿勢や足が内側に倒れた姿勢が続くと、股関節脱臼を引き起こす可能性があります。

成長してから生じる股関節脱臼は、主に外傷が原因で起こります。外傷による股関節脱臼は強い力が股関節に加わることで起こり、交通事故や接触を伴うスポーツ、転倒などがきっかけとなります。

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