治療
基礎疾患が存在しない肢端紫藍症は、指先の色調変化以外の健康障害は基本的には生じません。治癒までに時間はかかることもありますが、健康被害は生じずに治癒することが期待できます。
喫煙、手足が冷たくなる状況や精神的ストレスがかかる状況において、肢端紫藍症の皮膚症状が悪化することがあります。そのため、禁煙、寒冷刺激を避ける、規則正しい生活を心がけストレスを溜め込まない、などの対策を講じることが重要です。また、症状がひどい場合には、血管を広げるお薬を投与することもあります。
肢端紫藍症でみる手足の症状が、基礎疾患と関連して生じている場合には、疾患に応じた特異的な治療介入を行うことが重要です。
医師の方へ
「肢端紫藍症」を登録すると、新着の情報をお知らせします