症状
肥厚性皮膚骨膜症は、以下の3つが主要症状です。
- バチ指
- 骨膜性骨肥厚
- 皮膚肥厚
しかし、これらの症状がすべて揃うとは限りません。
バチ指とは、太鼓のバチのように指の先が分厚くなる状態であり、外見的な特徴が似ていることがその名前の由来です。骨膜性骨肥厚は、腕や足の長い骨に見ることが多く、骨皮質と呼ばれる部分が厚くなっている状態のことです。さらに、頭の皮膚が分厚くなり、脳のしわのような外見を見ることも特徴です。肥厚性皮膚骨膜症はほとんどが男性に見る病気であり、こうした症状が思春期を境に現れはじめます。
そのほか、ニキビ、汗が多い、関節痛、十二指腸潰瘍などの症状を伴うこともあります。眼瞼下垂や脂漏性皮膚炎などの症状が見られることもあります。
医師の方へ
「肥厚性皮膚骨膜症」を登録すると、新着の情報をお知らせします