原因
肺水腫は、肺の表面を取り巻く毛細血管内の水分が漏れ出し肺に水がたまっていく状態のことを指します。
肺の毛細血管の水分が漏れ出す原因は大きく2つに分けられ、1つは心臓の機能低下によって心臓から全身へ血液を送る力が低下することで肺に血液が貯留してしまい、肺の毛細血管に物理的な圧がかかることとされています。このような肺水腫を“心原性肺水腫”と呼び、心筋梗塞や不整脈など心臓の機能を低下させる病気が原因となります。
もう1つの原因は、肺炎や敗血症などによって肺の毛細血管にダメージが及ぶことであり、このような肺水腫を“非心原性肺水腫”と呼びます。また、非心原性肺水腫のまれな原因としては重症な高山病、免疫抑制剤や抗がん剤による副作用などが知られており、非心原性肺水腫の原因は多岐にわたります。
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