症状
胎便吸引症候群を発症した新生児の血液中の酸素濃度は低く、唇や皮膚に青みがかかる(チアノーゼ)・蒼白になる、呼吸が早くなる、息を吐く際にうめき声を出すなどの症状がみられます。
こうした呼吸症状は通常、出生直後からみられ、一般的には数日以内にゆっくりと軽快します。また、皮膚や爪、へその緒が胎便で染められることで黄色や緑色に変色していたり、胎便を含んだ羊水を飲み込んだことで暗緑色の尿がみられたりします。しかし、出生前にストレスを受け羊水中に胎便を排泄している新生児は、出生時にすでに状態が不安定なことが多く、しばしば新生児仮死(呼吸・循環不全)の状態にあります。
中等症から重症の新生児仮死状態だった場合、呼吸・循環不全により酸素濃度はさらに低くなり、肺の血管を十分に拡張できず肺への血流がますます妨げられます。そうなると、さらに酸素濃度の低下した状態が悪化または長引き、悪循環に陥ります。このような状態を新生児遷延性肺高血圧症と呼び、血圧が低下することもあります。
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