検査・診断
脊椎の骨折や脱臼の有無を評価するだけでなく、脊髄への損傷の程度も検査する必要があります。
また多くの場合、他部位の損傷も併発している可能性が高いため、脊椎損傷に対する検査と同時に全身の検査も行われます。
レントゲン検査
脊椎の骨折や脱臼だけでなく、他部位の骨折や血気胸などを観察することができます。簡便に行える検査であり、第一に行われることが多いでしょう。
CT検査
脊椎損傷が疑われるような外傷の場合には、頭部から骨盤までの撮影を一気に行い、頭蓋内病変や血気胸、腹部内臓損傷などの有無を評価します。また、脊椎損傷もレントゲン検査より詳しく観察することが可能です。
MRI検査
脊髄や神経への損傷を観察することができ、何らかの神経症状がある場合には必須の検査です。また、脊椎周囲の腫れや血腫などの把握にも有用です。
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