のうせきずいえきげんしょうしょう

脳脊髄液減少症

最終更新日:
2023年12月28日
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2023/12/28
更新しました
2017/04/25
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治療

脳脊髄液減少症の治療には、大きく分けて“保存的治療”“硬膜外腔生理食塩水注入”“ブラッドパッチ”という3つの方法あります。

まずは保存的治療が行われることが一般的で、発症早期であれば保存的治療のみで治る場合もあります。保存的治療のみでは改善しない場合に、硬膜外腔生理食塩水注入やブラッドパッチが検討されます。

診断・治療が行える医療機関は限られる可能性があるため、詳しくは各都道府県の案内などを確認するとよいでしょう。

保存的治療

具体的には体を安静にすることが指導されるほか、点滴による水分補給などが行われることが一般的です。もちろん、口から水分(主に経口補水液)を取ることが指導される場合もあります。

また症状に応じて、鎮痛薬などの薬物療法が検討されることもあります。

硬膜外腔生理食塩水注入

脳脊髄液が減少した硬膜内に生理食塩水を注入することで、減少した脳脊髄液を補う治療方法です。

ブラッドパッチ(硬膜外自家血注入)

2016年4月より保険適用となった治療方法で、脳脊髄液漏出症、低髄液圧症の両症例に対して検討されます。

脳脊髄液が漏れ出ている部分に自身の静脈血を注入し、血液が固まるはたらきを生かして漏出を塞ぐ治療方法です。なお、治療後は一定期間の安静が必要です。

実績のある医師

周辺で脳脊髄液減少症の実績がある医師

山王病院(東京都) 脳神経外科 部長

たかはし こういち
高橋先生の医療記事

3

内科、アレルギー科、血液内科、リウマチ科、心療内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病内科、内分泌内科、代謝内科、膠原病内科、脳神経内科

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