症状
腎盂腎炎
急性腎盂腎炎の場合には、発熱、全身倦怠感、腰や背中の痛み、悪心、嘔吐、頻尿、排尿時痛、残尿感などの症状がみられます。細菌が全身に広がる敗血症になると、意識障害や血圧低下によるふらつきなどの症状が出ることがあります。
慢性腎盂腎炎の場合には、自覚症状がないことも多いといわれています。症状が出る場合には、微熱や軽い腰痛、食欲低下などです。
糸球体腎炎
糸球体腎炎の症状は、原因となる病気によって症状が異なります。たとえば、急性糸球体腎炎で代表的な溶連菌感染後急性糸球体腎炎では、扁桃炎などが治ってから10日前後経過すると、むくみやだるさ、息苦しい、血尿などの症状が出ます。慢性糸球体腎炎に含まれるIgA腎症の場合には、自覚症状がないものの健診などでタンパク尿や血尿などを指摘されて気付くことが多いです。一方で、膜性腎症や巣状糸球体硬化症の場合には、手足のむくみやだるさ、体重の増加などの症状が起きることがあります。
間質性腎炎
急性間質性腎炎の症状は、発熱、皮疹、関節の痛みなどですが、全て現れることは比較的まれです。慢性間質性腎炎の場合には、自覚症状がないことが多いといわれています。
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