検査・診断
腎結核は泌尿器系症状をもとにして疑われるため、尿検査が行われることになります。泌尿器感染を反映して尿の中に膿を認め、かつ結核菌を特別に探す染色法や培養検査、PCR法を行うことで腎結核を診断します。
肺を含めて腎臓以外にも結核が潜伏していることがあります。こうした状況をさらに評価するために、胸部単純レントゲン写真や喀痰・胃液検査、インターフェロン-γ遊離試験なども行われます。
腎結核では病気が進行することで、泌尿器系において狭窄などの形態学的な変化をみるようになります。これらの状況を把握するために、超音波エコー、CT、尿路造影検査などの画像検査が行われます。腎機能障害の程度を評価するための血液検査や蓄尿なども検討されます。
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