検査・診断
腸重積症ではほとんどの場合、腸重積症を疑う病歴、お腹の診察や腹部X線検査、腹部超音波検査で診断がつきます。
しかし、このような検査でも診断が不確実な場合では、診断を行うために注腸造影検査を行うこともあります。この検査では肛門から細いチューブを挿入し、造影剤や空気を注入してX線画像を撮影します。注腸造影検査を行うと腸管が重なり合っている場所を見つけることができます。
そのほか、全身状態を調べるために血液検査が行われることもあります。
参考文献
- 日本小児救急医学会ガイドライン作成委員会(編).一般社団法人 日本小児救急医学会(監).エビデンスに基づいた小児腸重積症の診療ガイドライン.へるす出版,2012,p74
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