症状
突然の腹痛で発症し、腹痛が起こったり治まったりを繰り返すのが特徴です。腹痛を訴えることができない小さな子どもの場合には、痛みによって激しく泣いたり不機嫌になったりします。
嘔吐もよくみられ、進行すると顔色が悪くなるほか、イチゴゼリー状の血便を認めます。また、意識障害(ぼーっとする)も腸重積症の症状の1つとして現れることがあります。
参考文献
- 日本小児救急医学会ガイドライン作成委員会(編).一般社団法人 日本小児救急医学会(監).エビデンスに基づいた小児腸重積症の診療ガイドライン.へるす出版,2012,p74
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