症状
腹部大動脈瘤の多くは、腎動脈の分岐部以下に形成されます。痩せ型の人では腹部に拍動性の腫瘤として触れることもありますが、発症初期の頃は目立った自覚症状がほとんどありません。しかし、徐々に動脈瘤が大きくなり、周囲の血管や消化管などを圧迫するようになると以下の症状が現れるようになります。
- 腹痛
- 腸閉塞様症状
- 腰痛
- 下肢の虚血症状
など
腹部大動脈瘤は直径が3㎝以上に拡張したものを指しますが、大きくなるほど破裂する危険が高くなり、破裂すると突然の腰背部痛が生じ、急激に血圧低下を引き起こしてショック状態となることも少なくありません。また、破裂した位置によっては腸管に血流がいかなくなることで血便や腹痛が生じたり、腎臓への血流が途絶えたりすることで乏尿や血尿などの症状が生じることもあります。
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