ふくぶだいどうみゃくりゅう

腹部大動脈瘤

最終更新日:
2020年03月27日
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2020/03/27
更新しました。
2020/01/30
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原因

腹部大動脈瘤の原因は、血管壁の一部が脆弱(ぜいじゃく)化することです。血管壁の脆弱化を引き起こす因子としては以下のものが挙げられます。

動脈硬化

腹部大動脈瘤の90%以上は動脈硬化が原因です。動脈硬化によって血管内膜の柔軟性が損なわれることで、血管壁が血圧に耐え切れず血管壁全体が拡張してしまうのです。動脈硬化は、喫煙高血圧、肥満、高脂血症、糖尿病などによって引き起こされるため、生活習慣が腹部大動脈瘤の発症に関与しているとも考えられます。

感染症

梅毒やサルモネラ菌などが動脈壁に感染することによって、好中球をはじめとする免疫細胞が血管壁を破壊し、脆弱化を引き起こすことで動脈瘤を引き起こします。

血管炎

大動脈炎症候群ベーチェット病などの血管に炎症を生じる病気が原因となることがあります。

外傷

腹部に強い外力を受けることなどによって血管壁が破綻し、血腫を形成することがあります。一般的な動脈瘤は動脈壁の全層が拡張しますが、外傷によって生じる動脈瘤は、血管が破綻して生じた血腫が周辺の結合組織などに被包(包まれること)されて動脈瘤化する“仮性動脈瘤”であるケースが多いです。

先天性疾患

マルファン症候群などの結合組織が脆弱化する先天性疾患では、血管壁が形を保てずに動脈瘤を形成することがあります。

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