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臍帯ヘルニア

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治療

臍帯ヘルニアでは、へその緒の中に脱出している臓器を元の位置に戻すための手術介入が必要となります。

臍帯ヘルニアでは、ヘルニア部位からの体温喪失、水分喪失が進行するリスクがあり、低体温や脱水などが進行する危険性が高いです。また、ヘルニアに対して感染を併発することも懸念されます。そのため、清潔な状態でヘルニア部位を保護し、赤ちゃんをクベースに収容しての管理が必要になります。

臍帯ヘルニアでは、脱出している臓器の量や種類に応じて、一回の手術で治癒を目指すか(一期的修復術)、複数回に分けて治療するか(多期的修復術)の方針を決定します。手術の時期としては出生後早期に行うことがされ、多期的修復術の場合でも通常は1〜2週間で臓器を戻すことが可能です。

しかし、重症心疾患などの合併奇形のために手術に耐えることができない場合もあります。この場合は生後早期の手術介入はせずに、保存的に経過を見ていく「保存的療法」の治療方針が選択されます。

臍帯ヘルニアは、治療方針の決定や全身管理に際して集学的な介入が必要な疾患です。そのため、母体内で診断が付いた時には、治療を行うことができる施設への母体搬送が必要とされます。

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