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臍帯ヘルニア

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症状

臍帯ヘルニアでは、へその緒の中に腹部内の臓器が入り込んでいる状態で指摘されます。へその緒の中に入り込む臓器としては、胃や小腸などの消化管のみならず、肝臓といった固形臓器も入り込むことがあります。こうした臓器は、腹膜や羊膜といった膜で包まれることもあれば(このように、飛び出ている臓器を包む膜のことをヘルニア嚢と呼びます)、ヘルニア嚢が破れてしまっており空気中に暴露されていることもあります。ヘルニア嚢が破れている場合は、飛びでている臓器に対して感染を来すリスクが高まります。

臍帯ヘルニアでは、ヘルニアが形成されていること以外に合併奇形を伴うことがあります。臍上部型であれば、心奇形(心室中隔欠損症やFallot四徴症など)、横隔膜欠損などを伴います。臍下部型では、鎖肛や仙骨奇形、脊髄髄膜瘤、膀胱異常などを見ることがあります。臍部型では、Beckwith-Wiedemann症候群の一症状として臍帯ヘルニアを呈していることがあります。この場合は、内臓肥大、片身肥大、低血糖、巨舌症、悪性腫瘍などといった症状・合併症を呈することがあります。また、臍帯ヘルニアでは染色体異常を伴うこともあり、染色体異常に応じた症状を呈することもあります。

 

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