検査・診断
足根管症候群では、足のどの部位にしびれや痛みなどが生じているかを詳細に評価することが重要です。
診察では、内くるぶしの下を叩き、しびれや痛みなどがあるかを確認します。画像検査では足根管内に神経を圧迫しているものがないか超音波検査で確認し、X線検査やCT検査で骨に変形がないか、MRI検査で足根管にガングリオンなどの腫瘤がないかを調べます。場合によっては神経伝導速度検査を行い、神経伝導速度を測定して神経が障害されているかを確認することもあります。
足根管症候群では、糖尿病や関節リウマチ、甲状腺機能低下症などの基礎疾患が原因となる場合もあります。症状や身体所見などから何かしらの基礎疾患が疑われる際には、血液検査や尿検査、画像検査を行います。
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