そくこんかんしょうこうぐん

足根管症候群

最終更新日:
2024年10月17日
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2024/10/17
更新しました
2019/01/15
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治療

足根管症候群では、痛みに対して主に神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)治療薬を使用します。また、非ステロイド系抗炎症薬などの内服薬または外用薬の使用や、脛骨神経周りにステロイド薬注射を行うことによっても鎮痛効果が期待できます。薬を使用した治療のほか、足の形に合う靴の使用、リハビリテーション、扁平足が原因となっている場合は足底装具(インソール)の使用などによって痛みやしびれの緩和を図ります。

このような保存治療でも症状の緩和がみられない場合や、ガングリオンなどがある場合には手術が行われることがあります。手術内容は病態によって異なりますが、神経を圧迫している原因を取り除いたり、骨の一部を削ったり足根管の膜を切開したりして治療します。

足根管症候群の原因となる基礎疾患がある場合には、その病気に対する治療も行います。たとえば甲状腺機能低下症の場合、甲状腺ホルモンの補充療法を検討します。

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