治療
原発巣が根治し他の転移がない場合には、手術をしてがんを取り除く肝切除やラジオ波焼灼療法(RFA)が抗がん剤治療と併用して行われます。ただし全身状態がよく、がんが切除可能なことが条件です。
肝切除
肝臓は非常に再生力の高い臓器であるため、切除した範囲によっては手術後に再生する可能性もあります。肝機能が悪い場合は、術前に肝機能検査を行い、どの程度まで切除可能かを見極める必要があります。現実的には、転移が肝臓全体に行きわたっている状態や肝機能が著しく低下している患者に肝切除は不可能であり、抗がん剤でがんを小さくしてから手術に踏み切るパターンもあります。
ラジオ波焼灼療法(RFA)
がんの部位に電極を差し込み、ラジオ波によってがんを100度近くまで加熱し、焼灼壊死させる治療法です。肝切除より体への負担は少なく繰り返し行えるという利点もあります。肝臓内のがんが3つ以内かつ3cm以下が適応とされていますが、その他の場合でも行われるケースはあります。
抗がん剤治療
がんを小さくする治療で、抗がん剤だけでは根治はできません。転移性肝がんでは肝臓の太い動脈に抗がん剤を注入し、一度に多量の薬をがんに直接流す方法もあります。これにより全身に抗がん剤が届きにくくなるため、副作用の軽減が期待できます。
実績のある医師
周辺で転移性肝がんの実績がある医師
医療法人社団 藤﨑病院 理事長 院長
内科、血液内科、外科、脳神経外科、消化器外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病内科、肝胆膵外科、肛門外科、放射線診断科
東京都江東区南砂1丁目25-11
都営新宿線「西大島」都営バス 門前仲町行き(都07)、葛西橋または葛西車庫行き(草28) 境川下車 徒歩3分 バス、JR中央・総武線「亀戸」都営バス 葛西駅行き(亀29)、門前仲町行き(都07)など 境川下車 徒歩3分 バス
東京大学医学部附属病院 消化器内科 准教授
内科、アレルギー・リウマチ内科 、血液内科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、矯正歯科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科
東京都文京区本郷7丁目3-1
東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」2番出口 都営地下鉄大江戸線も利用可(5番出口) 徒歩10分、東京メトロ千代田線「湯島」1番出口 徒歩15分
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